弁護士による相続ガイド

弁護士が相続でよく問題となるポイントをわかりやすく説明します。

「遺産分割」の記事一覧

遺産分割の取消・解除

遺産分割協議が成立した後であっても、遺産分割協議を取消したり解除することにより、遺産分割協議をやり直すこともできます。 遺産分割の取消・解除が問題となった裁判例を紹介します。 遺産分割協議の取消 遺産分割協議における相続 […]

不動産の評価

遺産分割においては、不動産の評価が問題となることが多くあります。 不動産を取得する相続人にとっては、不動産の評価が低い方が他の遺産も取得できることになり、不動産を取得しない相続人にとっては、不動産の評価が高い方が他の遺産 […]

遺言と異なる遺産分割

遺言がある場合、遺言の内容に従って遺産の帰属が決まるため、原則として遺産分割は必要なくなります。 もっとも、遺言の内容と異なる遺産分割をすることもできます。 遺言執行者がいない場合 遺言で遺言執行者の指定がなく、選任もさ […]

遺産分割がもめる原因と対策

遺産分割では、もともとあった相続人間の問題や被相続人に対する思いの違いに、相手方の不信感を招く言動が加わり、遺産分割に対する誤解も重なって、感情的な対立が深刻化し、解決までに時間がかかってしまうことがよくあります。 遺産 […]

使途不明金

使途不明金とは、相続開始の前後に払い戻された被相続人の預貯金の使途が不明であることをいいます。 被相続人が死亡した後、被相続人の預貯金が払い戻されていることが判明し、預貯金がほとんどなくなっていることがあります。 払い戻 […]

相続分の譲渡・放棄

相続人は、相続分を譲渡したり、相続分を放棄することができます。 相続分を譲渡・放棄すると、相続分が変動します。 相続分の譲渡 相続分の譲渡とは 相続分の譲渡とは、債務を含めた遺産全体に対する相続人の割合的な持分を譲渡する […]

相続放棄

相続人は、相続放棄により、被相続人の財産のすべてを相続しないことができます。 被相続人に債務がある場合、相続放棄を検討することになりますが、相続放棄ができる期間には制限があるため注意が必要です。 また、特定の行為をするこ […]

単純承認

単純承認とは、被相続人の権利・義務を無限に承継することです(民法920条)。 単純承認により、相続放棄できなくなります(民法921条)。 相続放棄については、こちらのページで説明します。 以下、単純承認のポイントについて […]

配偶者居住権の評価

配偶者が配偶者居住権を取得した場合、配偶者居住権の評価によって、その他の遺産をどのくらい取得できるかが変わってきます。 配偶者居住権の評価には、以下のような方法があります。 簡易な評価方法 相続税法における評価方法 日本 […]

遺産分割において検討すべきこと

遺産分割では、以下の項目を順番に検討し、それぞれの項目における各相続人の主張の調整をしながら、最終的な解決を目指します。 相続人 遺産分割の対象 遺産の評価額 各相続人の取得額 遺産分割の方法 遺産分割協議が成立しない場 […]